ワンちゃんに出来るだけ元気で長生きしてもらうためにも、素材にこだわった安心できるドッグフードを与えたいものです。
そこで気になるドッグフードに使用される着色料や人工保存料の必要性や、高品質のドッグフードを選ぶポイントを調査しました。
無添加のドッグフードとは?
無添加ドッグフードとはフードを製造する際に、犬の体に有害な作用があると危険視される人工添加物(着色料や保存料、香料など)を配合していないドッグフードの事を現しています。
犬の体に害がないとされる天然由来の添加物(ビタミンやミネラル)に関しては、配合されていても無添加と表記してよいそうです。
体に害があるとして知られている酸化防止剤や保存料、着色料、甘味料、香料などの添加物は、ドッグフードの品質低下予防や食いつきアップのために配合されます。
品質低下予防に関しては天然由来の成分で代用できますし、そもそも高品質なドッグフードであれば嗜好性が高く食いつきアップのために添加物を配合する必要がありません。
添加物を配合する理由はコストがやすく済むというメーカー側のメリットのためだけで、犬のためではありません。
高品質なドッグフードを選ぶ方法
高品質なドッグフードを選ぶポイントは、主原料に使用している食材です。
ヒューマングレードの動物性原料が使用されている物であれば、高品質なドッグフードといえます。
参考:Myドッグフード(無添加のドッグフードの選び方)
犬はタンパク質が人間の4倍もの量を必要としているため、タンパク質が豊富なヒューマングレードの原料である事が重要です。
植物性原料にもタンパク質が含まれるものがありますが植物性タンパク質は消化吸収がされにくいため、犬の生態を考慮すると動物性原料を使用しているドッグフードがオススメです。
上記の条件は最低条件ですので、ヒューマングレードの動物性原料が主原料である事以外にも愛犬にピッタリな条件をプラスしてフードを選んでみて下さい。
胃腸が弱いと感じるなら消化性のよい「グレインフリー」や「無添加のフード」がオススメですし、肥満が心配な場合には「低炭水化物」「低カロリー」のフードがオススメです。
幼齢犬であれば「高カロリー」「高タンパク質」のフードを、老齢犬であれば「低脂肪」「高タンパク」のフードがオススメです。
どの項目を重要とするかは愛犬によって違いますので、愛犬に合わせた取捨選択を行って下さい。
着色料・人工保存料無添加の良質なおすすめドッグフード
BARF(バーフ)ダイエット「アソート」
バーフダイエットは上質な生肉をメインに骨や内臓、野菜、果物を加える事で必要な栄養素がバランス良く配合されているフードを製造しています。
野生時代の食性を考えると、犬は加熱した肉よりも生肉を消化する能力のほうが高いとされています。
そのため生肉をメインに加熱せず冷凍加工することで、消化性に優れたドッグフードに仕上がっています。冷凍加工する事で水分量が多くても、人工着色料・合成保存料などを一切使用することなく長期保存を可能にしました。
アソートではバーフダイエットでも人気のあるラム、チキン、ビーフ、コンビネーション(ビーフ、チキン、ラム、ポーク)の4種類をローテンションして与える事が出来ます。
ローテンションする事によりバランスの取れた栄養食となります。
Ziwi(ジウィ)「エアドライドッグフード・ベニソン」
ジウィはニュージーランド産の良質なお肉をふんだんに使用し製造されています。
ニュージーランドは家畜の病気発生が非常に少ない事で有名ですので、高品質で安全な肉を使用する事が出来ます。2017年4月にリニューアルとなり、肉類90%以上から生肉・内臓・魚介類98%に変更されました。
エアドライドッグフード・ベニソンではタンパク質源としてはベニソンのみとシンプルなレシピですので、アレルギーの排除が行いやすいのが特徴です。
変更前とくらべるとレシピ自体はシンプルになり、成分値はタンパク質や脂質などの割合が高くなりました。
一般のドライフードとしては違い珍しいジャーキータイプですので、食いつきも抜群です。
K9ナチュラル「フリーズドライ・ラム」
K9ナチュラルはフリーズドライ(真空凍結乾燥技術)という熱を加えることなく水分を取り除く製法により、栄養や素材の香りを新鮮な状態のまま長期保存する事が出来ます。
ラムにはヒューマングレードのラム肉を生肉だけでなく血やグリーントライプ、レバー、心臓、骨まで使用しています。ラム肉は高タンパクで知られるお肉で、青魚並みにコレステロールが低くダイエットにも向いています。
乾燥状態のままでも使用できますし、水やぬるま湯で生食に戻してからも使用できます。乾燥状態では指で簡単につぶせるため、フードのトッピングとしても最適です。
保存性がよく非常食としても活用できますし、持ち運びが簡単ですので旅行にも活用する事が出来ます。
LOTUS(ロータス)「グレインフリー・フィッシュレシピ」
ロータスは大切な家族の一員である愛犬のためにこだわった食事を製造しており、健康的かつシンプルなレシピにより栄養素をバランス良く配合しています。
グレインフリー・フィッシュレシピは穀物にアレルギーのある愛犬はもちろん、お肉系にアレルギーある愛犬にもお使いいただけます。
フィッシュレシピには自然の海で捕獲された天然魚(イワシ、タラ)を使用しており、その割合は原材料の4割を占めています。魚は低アレルギーの食材ですので、アレルギーが心配な愛犬にもオススメです。
サーモンオイルやオリーブオイル、月見草オイルを独自の方法でブレンドする事で、被毛の健康をサポートするオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸を適正なバランスで摂取できます。
ナチュラリー・フレッシュ「ターキー&ラビット」
ナチュラリー・フレッシュは「そのままをいただくホールフード」をコンセプトに素材になるべく手を加えることなく栄養素を壊さないよう大切に製造しています。
低温(90度)で時間をかけて調理する事で、素材の栄養素が壊れないように配慮されています。
ターキー&ラビットでは牧場で放し飼いされたホルモン剤不使用の七面鳥と、上質なウサギの生肉を使用しており、高品質なタンパク質源となります。
古代穀物の栄養価の高さに注目し、大切なミネラル、必須アミノ酸源として配合しています。
高GI値の食品を避け低GI値の食材を使用していますので、血糖値や体重の気になる愛犬にもお使いいただけます。熱に弱いプロバイオティクスやプレバイオティクスを加熱後に配合するなどお腹の弱い愛犬にもオススメです。